子どもの心のコーチング―ハートフルコミュニケーション
子どもの心のコーチング―ハートフルコミュニケーション 親にできる66のこと
菅原 裕子
●親の心構えを説く本
一通り熟読し、本の内容に沿ってやってみました。
…そんな簡単には収まらないことも多く。
他の方のレビューにもありましたが、男のお子さんをお持ちの方には、この内容は現実
離れしていると感じる部分も多々あると思います。
実践本というよりも、経験と知識に基づいた体験本と捉えたほうがよいように思いました。
育てにくいお子さんに苦慮されている方は、「読んで学べるADHDのペアレントトレーニング
―むずかしい子にやさしい子育て」の方がより現実的に対処できると思います。
●子供という「人格を持つ個人」とどう付き合っていくか
長女が小学校に入学し、言動や日々の生活で望むことも多くなってきたため、ヒントが
欲しくて一読しました。即効的で効果的なしつけや教育法というよりは、子供という
「人格を持つ個人」とどのようにつきあっていくかのコミュニケーションを冷静に考えて
みる本という感想でした。(これこそ重大な教育かも知れませんが…。)
■結果を見ていちいち叱るのではなく(結果の良いか悪いかはそもそも親が下した
判断)、結果を引き起こす原因を理解させる、
■褒める叱るではなく、親としての喜怒哀楽を伝える、
■子供の立場に立った肯定的な会話に努める、といった当たりはなるほどといった点
ですが、果たして出来るかどうか…。朝の支度が遅れれば黙ってそのまま学校に行
かせなければいいのでしょうが、うちの場合、何日欠席することになるのだろう…。(汗)
最近、姉妹喧嘩でよく「お姉さんでしょ!」と長女を良く叱りつけていましたが、確かに
見えないところで妹の世話をしている筈で、そういう面を見つけてむしろ「ありがとう!」
って伝えた方が断然いいのでしょうね。早速やってみます。
●子育てが楽になる
この本を読んでから子育てが楽になりました。いろんなことに、怒らなくてよくなりました。
また、自分自身が子どもの頃「自己肯定感」が育っていなかったため、親子関係、友人
関係で不具合がおこっていたことがわかりました。
自分自身が子どもの頃のレビューにもなりました。現在のこどもとの親子関係だけで
なく、いろんな人との接し方も、自分自身変わってきたと思います。親が変われば、
子どもも変わるという、よくある言葉を実感できました。
●コーチングの垣根を越えたコミュニケーションの名著
私は以前育児ノイローゼで、あらゆる育児本を読み漁りました。
最終的に、通院するほど酷かった育児の悩みは、この本を読んだことをきっかけに快方に
向かいました。
この本に書かれていることを、ただ読んで頭で理解することと、実行に移すのには大きな
違いがあります。書かれている内容は理論的、且つ愛情に満ち溢れているもので、異論
の余地は無いと思われます。ただ、理解だけではなく、実行に移さなければどんな本も意
味がありません。
菅原さんはこの本の内容を、全国の講演会で精力的に講演なさっています。そして全国で
この変え方に賛同し、スキルを積んだコーチが、実際の諸問題や親子の悩みについてお互
いにより良い方法を考えながら、実行するためにセッションも行っています。この本を読んだ
ら、知識・理解だけではなく実行するために行動を起こす事が大事でしょう。
子育ても、この本に書かれている重要な章「親の幸せは自分で作る」も、嫌な事から目を背
けても現実は変わりません。
少しずつでもこの本をきっかけに「実行」してみませんか?
●この本を読んで
小5と小2の子どもを持つ母です。
上のが、たびたびヒステリーを起こし、言い争いになるのが辛く、子どもの心を少しでも
解きほぐしてあげたいと思い購入しました。
しかし、この本を読んで心を解きほぐされたのは、私の方でした。
子どもの言動や行動で悩んでいる方、是非読んでみると良いと思います。
文章はとても読みやすく、わかりやすいお話もあり、大変よかったです。
1度ではなく子育てで悩んだときは何度も読んでみようと思いました。